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徹子の部屋で紹介された、俵万智さんが息子さんに送ったはがきが心に残った理由
何気なく見ていた**「徹子の部屋」で、思わず手を止めてしまった場面がありました。
歌人・俵万智さんが、寮生活をしている息子さん**に送った一枚のはがきの話です。
このはがきのやりとりは、親としての言葉のかけ方を考えさせられる、とても印象的なものでした。
俵万智さんの息子さんは、中学・高校時代を親元を離れ、宮崎の全寮制の学校で過ごしていたそうです。
ホームシックになった息子さんのために、俵万智さんは毎日はがきを送り続けていたと話されていました。
その中の一枚が、番組で紹介されました。
息子さんが
「自転車で出かけたら、新緑がきれいだった」
と伝えたときの、俵万智さんの返事です。
「新緑がきれいだった」という息子の言葉への、俵万智さんの返し
俵万智さんは、まずこう綴ります。
「あなたの言葉で、お母さんまで心が浄化されるような気持ちになりました」
相手を評価するのでも、導くのでもなく、
自分の心がどう動いたかを、最初に返しているところがとても印象的でした。
そして、
・勢いよく芽吹く新緑が、命の力を感じさせてくれること
・昔の人が植物を頭に挿したのは、その生命力をもらう意味があったこと
こうした話を、ごく自然に言葉に添えていました。
アドバイスしない、でも感性を信じているというメッセージ
このはがきが心に残った理由は、
「こうしたほうがいい」「こう考えるべき」という言葉が、どこにもなかったからです。
あるのは、
感じていることそのものを大切にしている姿勢だけ。
最後に添えられていた
「日々感じていることは、あなたにとってとても大事なことだと思います」
という一文から、親としての深い信頼を感じました。
離れて暮らしているからこそ、この距離感は簡単ではないはずです。
それでも、息子さんの感性をそのまま受け止めているところに、胸を打たれました。
俵万智さんのはがきが教えてくれた、「感じる力」を大切にするということ
このやりとりが心に残ったのは、
親として「何を教えるか」ではなく、
子どもが何を感じ取っているかを信じる姿勢が、はっきりと伝わってきたからです。
私自身も、新緑の季節が大好きです。
木々がいっせいに芽吹くこの時期になると、理由はうまく言えないけれど、
胸の奥から力をもらえるような気がしていました。
ああ、私はずっと「生命力」を感じていたんだな、と、
俵万智さんのはがきの話を聞いて、はっとしました。
そして、わが子にも同じように、
新緑を見て「きれいだな」と感じてほしい。
そんなふうに、何かをちゃんと感じながら日々を生きていてほしいと、心から思いました。
俵万智さんのはがきが、親である私に問いかけてきたこと
子どもに何を教えられるかよりも、
子どもが何を感じ取っているかを、信じて見守れるか。
徹子の部屋で紹介された俵万智さんの一枚のはがきは、
息子さんに向けた言葉であると同時に、
親である私自身への問いかけのようにも感じました。
言葉は少なくても、
信頼や愛情は、きちんと伝わる。
そんなことを、静かに教えてもらった時間でした。
俵万智さんの言葉に、あらためて触れてみたくなった
俵万智さんの言葉の選び方に、あらためて惹かれました。
子どもへのまなざしや、日々の感じ方は、歌集やエッセイにも通じるものがあるように思います。
気になった方は、
俵万智さんの本を手に取ってみてもいいかもしれません。
子どもへの言葉がけに迷うとき、俵万智さんの文章は、静かなヒントをくれるように思います。

